2016年11月09日

斎場はお葬式を行う会場だけど種類たくさん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

斎場はお葬式を行うための場所という意味になります。かつてのお葬式はほとんど自宅で執り行っていましたので、そこがその意味でありました。しかし近年は自宅でお葬式を行うことは減りまして、代わりにどこかを借りて行うことが一般的になっています。そのどこかの代表はお葬式業者が所有している会場となります。そこではお通夜や告別式を行える広いステージがついた祭壇つきの部屋が複数用意されています。

そしてご遺族や親族たちが待機する控室、さらにそれとは別にお寺さんや別の遺族たちが待機する控室、他にトイレやシャワー室、簡易調理をするための調理場、スタッフたちの事務室など多岐にわたります。このお葬式業者が所有する会場はお葬式になりますと基本的にご遺族たちが夜間も明かせるようにするため、終夜スタッフが待機しています。

ただし出入り口はすべて終夜関係者なら誰でも出入りできるわけではなく、一部施設では防犯上の理由で出入りできる時間を限定している場合もあります。今では世間一般の斎場というキーワードのイメージはこれがその代表となっています。しかし一部地域では他にお葬式業者が所有する民営の葬儀会場だけとは限らなくなっています。

その一部地域では火葬場の横に併設してお葬式会場が建造運営されています。この火葬場の横で運営されている施設はお葬式業者が所有する民営の施設ではなく、火葬場同様に市町村関係の業者が運営する公営の斎場となっていることがほとんどとなります。この公営施設では住民票がある地元住民の場合は他地域の住民よりも割安で利用できる場合があります。

しかし一部の公営の施設では単に施設を貸しているだけで、お葬式の段取りそのものは民営の業者が行うということもあります。ここでもう1つ注意するべきことは、この会場の使用では友引が1つの休館日の目安になります。友引の日に休館日にしている理由は、その日に告別式を行うと故人が友を引き連れてしまうという言い伝えを恐れているからです。そのため火葬場も大半はこの日を休業日としています。なお友引といってもすべての業務が閉鎖されるわけではなく、閉鎖されるのは告別式であり、他のお通夜や法要は友引の日でも行っている場合もあります。

● 参考情報
注目!葬儀専門サイト≪葬儀システム≫公式SITE
sogisystem.net
上記サイトをチェック


葬儀の花
Copyright(C)www.soginohana.org All Rights Reserved.