葬儀を行う前に不安点や不明点がある場合には、きちんと業者に質問をしておきましょう。いざ、葬儀が始まってからでは忙しくなってしまい、なかなかそのような時間を取ることができません。事前に聞きたいことをまとめておくのもいいでしょう。特に、業者とは葬儀が行われる前に何度か打ち合わせをすることがあります。その時に質問をしておきましょう。その道のプロだからこそ、どんな疑問に答えてくれるはずです。それに、業者の方でも何か手違いがあったり、忘れてしまっていたりすることがあるかもしれません。
町内の方が亡くなった際に葬儀委員長や葬儀の受付をお願いされることがありますが、依頼を受けた時は遺族に失礼の無いように最低限のマナーをしっかり勉強して対応することが重要です。地域によっては香典に領収書を発行するなど独自のマナーなどもありますので、きちんと覚えて通夜と葬式の受付を乗り切ってください。服装は喪服で問題ありませんし、受付は一人で行うわけでなく複数で対応するケースが多いので、わからない事は周りの人に相談してください。
葬儀は本来亡くなった後に行うものですが、近年では生前葬を行う人が増えてきています。その名の通り生前に行うものであり、亡くなった後に執り行う葬儀のように悲しくしんみりとした雰囲気ではないという特徴があります。まだ元気な間に行うことで、自分の口から感謝の気持ちを伝えることができ、笑って過ごすことができます。葬儀よりも気軽なので参加しやすいのも良い点ではないでしょうか。葬儀の形式を模したパーティーであり、葬儀のように細かな決まりがなく自由度が高いスタイルとなります。
葬儀の際に、贈り物をするという人も多いですが、その際には何を贈ればよいのかで頭を悩ませることになるのではないでしょうか。何を贈っても良いというわけではなく、マナーがあります。まずタブーとなるのが、仏式では肉や魚といった生物は殺生をイメージさせることからマナー違反と言われています。しかし現代では、それほど気にしないという人も増えてきています。しかし昔ながらのしきたりにこだわる人にとってはかなり失礼にあたるので気をつけなくてはなりません。